ゆでたまごって、お湯で茹でるだけのシンプル料理ですが、固さによって味わいや食感のバリエーションが広がるので、いろいろなお料理に使われますよね。
ということで、今回は3タイプのゆでたまご「温泉たまご、半熟たまご、固ゆでたまご(ハードボイルド)」について、ゆで時間や調理のポイント、上手な殻のむき方、知っておくと便利なたまごの豆知識をお伝えします。
ハードボイルドのゆで時間はたったの8分⁉️
3タイプのゆでたまごには、それぞれをおいしく作るためのゆで時間やポイントがあります。
温泉たまご(ゆで時間0分/待ち時間12分)
蓋つきの厚手のなべに1Lの湯を沸騰させたら、なべを火からおろして200mlの水を入れ、たまごを投入(冷蔵庫から直行でOK)します。すぐに蓋をして12分経ったらたまごを取り出し、さらに3分待ってからたまごを割ると、温泉たまごの出来上がりです!
温泉たまごはとろみがあるせいか、ほんのり甘みを感じます。あつあつのご飯にとろとろの温泉たまごをかけて、醤油をちょっとかけて食べると最高においしいです!
半熟たまご(ゆで時間6分)
ゆで始める30分ぐらい前に、たまごを冷蔵庫から出して常温に戻します。次に、鍋にたまごがかぶるくらいの水を入れて沸騰させ、そこへたまごを入れて6分経ったら完成!これで半熟たまごの出来上がりです!
ポイントは、水を沸騰させた鍋に常温のたまごを入れるところ。温度差を少なくすることで短時間で調理できます。
半熟たまごの黄身はしっとりしているので、旨味とコクが際立ちます。そのままでもおいしいですが、醤油とだしを合わせたタレに一晩漬け込み「味付けたまご」にして食べるのもオススメ!ぜひ、お試しください!
ハードボイルド(ゆで時間8分)
フライパンに深さ1cmぐらいまで水を入れ、常温に戻したたまごを入れます。ふたをして中火で5分、火を消して3分で出来上がり!この作り方を知るまでは、たまごがかぶるぐらいのお湯で15分ぐらいゆでていたのですが、8分で作れるならガス代の節約と時短にもなりますね!
完成したハードボイルドのゆでたまご。ぷるっぷるの白身とコロンとした黄身。サラダやサンドイッチ、おでんやうどんにもグッド。きれいな白と黄色が食卓に彩りを与えてくれます。ちなみにハードボイルドゆでたまごには何をつけて食べますか?あなたは塩派?マヨネーズ派?
上手な殻のむき方ってどうやるの?
たまごの殻が上手くむけずに、ちまちまと殻をめくることってありませんか?殻に白身がくっついてもったいないし、がたがたのゆでたまごになってしまう。どうやったらきれいにむけるのでしょうか。
新鮮なたまごは殻がむきにくい!?
知っていましたか?じつは、新鮮で健康なたまごほど殻がむきにくいのです。なぜかというと、新鮮なたまごには二酸化炭素が多く含まれており、ゆでることで気化して圧力が高まり、たまごの卵白と薄皮が殻の内側に密着するので、殻が剥きにくくなるのです。殻をむくときに白身まで一緒に削げた…なんてことありますよね。
採卵から5日ほど経ったたまごは、中の空気が分散しているのでゆでたまごにすると殻がつるんと剥けるそうですよ。
5日も待てない!新鮮なたまごの殻をきれいに剥くためには?
たまごのおしりに穴をあける!
たまごには頭(尖った方)とおしり(丸くなった方)があります。そのおしりの方に画びょうや針などで穴を開けるか、スプーンなどで軽くたたいてヒビを入れてからゆでると、きれいにつるんと殻がむけるそうです。
たまごをしっかり冷やす
ゆで上がったたまごを、冷水か氷水にいれてしっかり冷やします。そうすると、白身がぎゅっと締まって殻がむきやすくなります。このひと手間が大事なんですね。
まとめ
手軽で簡単に作れる「ゆでたまご」。今回は固さが異なる3タイプのゆでたまごのゆで時間やポイント、ゆでたまごの殻をむきやすくする方法などをご紹介しました。
「温泉たまご、半熟たまご、ハードボイルド」のうち、どのタイプがお好みですか?ちなみに、私は半熟たまごが大好きです!半熟たまごを使った、こだわりの煮たまごレシピもアップしていきますね♡。