こんにちは、松本養鶏場です。
ニワトリたちに美味しいたまごを産んでもらうために、今日も一生懸命お世話を頑張っています。

今回のブログでは、松本養鶏場のとある1日の流れをご紹介しますね。
これを読めば、「松本たまご」がより一層美味しく感じられるかも?

松本養鶏場の一日

【午前】エサやり

朝7時。最初に平飼いのニワトリたちにエサをあげます。
その後、ケージ内のニワトリたちの世話をするのですが、ケージの場合エサが自動で流れてくる仕組みになっています。

しかし、そのままではエサの量が偏ってしまうため、人の手で均等にならしてあげる必要があります。

新鮮な水もたっぷりと与え、ニワトリたちの健康をチェック。
必要に応じて、草花を刻んで与える時もあります。

ニワトリの糞を掃除

ニワトリは生きものですから、当然たくさんの糞をします。
ケージ内のニワトリの糞は、ボタンを押すと全部機械が集めてくれるので便利です。
積み上げた糞に専用の機械で空気を送り、発酵させます。
十分に発酵した「鶏糞」は農業の肥料等にも使われ、決して無駄にはなりません。

たまごを収穫:1回目

たまごを集めるのは1日2回。午前中の分を集めたら、機械できれいに汚れを落として梱包します。直接お電話等でご注文いただいた分や、インターネット(ポケマルやBASE)経由のご注文分を発送準備。
クロネコヤマトや郵便局の方が午後に集荷に来てくれるので、所定の場所に商品を置いて、ようやく午前中のお仕事が終わります。

【午後】エサやり

再びニワトリたちにエサをあげます。松本養鶏場のニワトリたちはとても元気なので、食欲旺盛。もりもりとよく食べてくれるので、見ていて嬉しくなります(^▽^)

たまごを収穫:2回目

午後の分のたまごを収穫。機械できれいに汚れを落として梱包する流れは、午前中と同じです。お客様が気持ちよくお買い求めになれるように、たまごを丁寧にみがきます。


直売所やスーパーへの出荷分を梱包して準備し、翌朝分の配達準備が終わったら18時頃に終了です。
自然のリズムに合わせて、日の出から作業を始めて、日が落ちたら終わるという昔ながらの生活。ただし冬場は日が落ちるのが早いので、ちょっとバタバタします(苦笑)。


鶏舎での仕事が終わったから、帳簿付けなどの経理の仕事が待っています。来年の計画どうしようと考えたり、お客様とメールのやりとりをしたり……やることは盛りだくさん。

ちなみに経営者の松本兄弟の仕事分担についてですが、


♦エサやり&鶏舎の管理 ⇒ 兄:松本英樹

♦パッケージ詰め&接客 ⇒ 弟:松本直也

こんな風にそれぞれが責任を持って担当しています。

ニワトリのお世話の大変なところは?

ニワトリの体調を万全にするためには、鶏舎の温度管理がとても重要です。空気がこもらないように風通しを良くし、暑さ・寒さを調整をします。


理想の温度は、20度前後。ニワトリは寒さに強く、実は暑さに弱いんです。鶏舎のカーテンを開け、ファンを回して空気を循環させるのですが、なかなか調節が難しい~(^^;)


寒すぎると感じたらカーテンを閉め、反対に暑ければカーテンを開ける。常にニワトリの気持ちになって、温度管理に気を付けています。

鶏舎内が暑すぎるとニワトリたちが座り込み、苦しそうに口を開けてダレてしまいます。逆に寒すぎると丸まってほとんど動かなくなっちゃう……。人間と一緒ですね。


温度が快適化どうかは、ニワトリたちの鳴き声でもわかります。ちょうどいい温度の時は、鳴き声があまり大きくならないんですよ。
これは感覚的なものなので、一般の方にはわかりにくいかもしれません(*’ω’*)

忙しい時期はいつ?スケジュール管理の方法

日によってはエサ作りに時間をかける時もありますし、今(2020年現在)5月末にはヒナたちが鶏舎に入ってくるので、鶏舎を念入りに水で洗って準備するのに大忙しです。(ジェット噴射で隅々までキレイキレイ♪)

ちなみにぼくの場合、毎日のルーティーンスケジュールは頭の中で管理し、エサ作りの予定などはホワイトボードで管理しています。
(サラリーマン時代はgoogleカレンダーを使って細かく管理してたんですけど、今は仕事がシンプルなので(笑))

テレビ取材・イベント参加時は誰がお世話をしているの?

おかげさまで、松本養鶏場がテレビ等に取材されることが増えてきました。いつもぼくが取材に応じているのですが、その間は家族がニワトリのお世話を代わってくれてます(感謝☆)

今回のまとめ

松本養鶏場の一日を簡単にご紹介しましたが、超多忙なことが少しでも伝わったでしょうか?

世界一幸せなニワトリを育て、世界一美味しいたまごをお届けするために、今日も松本養鶏場は頑張っています!


ぜひ安心して「松本たまご」を召し上がってくださいねヾ(*´∀`*)ノ